世界バレー日本対セルビア戦から学んだ強さの本質

大切なこと

世界バレー2次予選 日本対セルビア戦を観戦した。

 

相手のセルビアはこれまですべての試合を1セットも落とすこともなくストレート勝ちで勝っていた。結果だけを見れば日本の負けは容易に想像することができた。あとは、セルビア相手にどれくらい日本らしさを発揮できるかという視点が大方の予想だった。

しかし、日本は1セットを落としたのもののその後はセルビアと接戦を繰り広げて世界バレーを観ている大勢の人の期待を裏切り勝利した。

 

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自分よりも強い者と戦うために

ウォーミングアップではセルビアの高さとパワーに圧倒された。

世界最高レベルの凄さを知った。

 

それに比べ日本はスピードはあるもののセルビアと比べるとやはり見劣りする。

 

このスパイクは取れないんじゃないか?と思うほどの迫力。試合前から嫌な予想しかなかった。

 

試合開始となり日本はサーブカットを含むレシーブが崩されて思うように攻撃できなかった。対してセルビアは圧倒的なバレーを展開。優位な状況をより活かして日本を圧倒していた。

見る見る点差は開き、第1セットの終わり方次第ではワンサイドゲームになるなという会場の雰囲気の中、日本は動いた。

 

タイムアウト。

 

日本は試合中に何かをしようとしていた。しかし、硬さもあってかそれが思うように行っていなかった。ただ、気持ちの面ではイラつくことも焦ることもなかった。

 

ほぼ第1セットが決まりかけていたがそこから日本は変わった。予想だがレシーブ(守備)を修正してきたのだと思う。

 

ここから連続得点がはじまり、セルビアの攻撃も勢いが止まり始めた。

 

最終的には第1セットは負けたが、続く第2セットも日本はスムーズな攻撃を展開しセルビアをリードした。

 

素人の目からもそれは解るほどで日本はこの展開を最初からやりたかったのだと思う。

 

第1セットの終盤から日本は水を得た魚のように活き活きとしたプレイを展開した。

 

この試合を観た方ならわかると思うが今回の日本の最大の武器はレシーブ力とブロック後のケアだったと思う。

スパイク成功率は約40%前後。そう考えると単純な考えであるが2〜3回の連続攻撃が必要になる。そのために何度も相手のスパイク、ブロックのボールを拾い上げなければならない。

 

強い相手は自分たちの攻撃力に比重を置き一撃必殺の勢いで倒しに来ている。しかし、その相手の日本はチームで何度もレシーブでボールを上げ続け粘り強く立ち向かってくる。

 

自分の力に頼り、相手の作戦とそれを遂行する姿勢に飲まれたセルビアは後半になるにつれ苛立ちや言い合いが増え、その勢いが失われていった。

 

そして、日本はセルビアに勝った。

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弱者は勝てる

勝負には勝ち負けが必ず付いてくる。ビジネスの世界も勝ち負けが全てではないが戦略があるからには戦い勝敗が決まる環境であることは変わりない事実だと思う。

 

その場合、戦力の差が間違いなく勝敗に大きな影響を与えるが、戦力の差がそのまま勝敗という訳ではない。

 

勝負において大切なのは戦略。

 

この戦略をしっかりと組み立てなければどんなに戦力が整っていても勝てない。

 

戦力が劣っていても勝てる戦略を立てて、戦略を遂行できる体力を作りとリスク管理を徹底する。そして、勝負に出る。

 

今回の世界バレーで日本はチーム一丸となって高い集中力を保ちながらチームのミッションを遂行した。

 

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小さな会社は戦う場所決める

起業したての小さな会社は取り分け戦う場所をまずはじめに決めなければいけない。志はどこよりも高くとも、あれやこれやと事業を広げると戦う場所が定まらず自分たちの首を自らに締めていくことになる。

 

小さな会社はまず自分たちが勝てる場所を選び十分なリソースがあるのか、勝利するに十分な条件が揃っているのかを考えなければならない。

 

勝率は100%になることはほとんど無いが敗率を限りになく0%に近付けることはできる。

 

まずは自分たちが負けることなく勝利に充分な条件が整う場所を選ぶことからはじめてみることをオススメする。

この記事を書いた人
Maeganeku

理学療法士として病院勤務を経てヘルスケア企業のCMO
トレーナーとしても活動中。

理学療法士のこれからのキャリアと活動範囲を広げていきたと考えています。特に予防医学領域が理学療法士のこれからの活躍の場だと考えています。
この他、起業支援やヘルスケアビジネスのマーケティングなどについても書いています。

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