新型コロナウイルスによるリハビリテーション業界の影響とこれからやるべきこと

新型コロナウイルスの影響によりリハビリテーション業界の働き方が変わるかもしれません 仕事について

リハビリテーション病院で新型コロナウイルスのクラスターが発生しリハビリテーション業界の今後の展開を書いていきたいと思います。
感染した方々の早い回復を願うばかりです。

結論から書きますが、今後のリハビリテーション業界の動きは①人材の流動②事業の縮小③要介護者の増加が起こる(既に起こっている)ことが考えられます。

特に「感染する可能性がある」または、「感染させる可能性がある」リハビリテーション業界は日々ナーバスになっていることが考えられます。

リハビリテーション業界は、この危機に対して対策を立て情報配信を行いながらリハビリテーション領域の安全性を高めようとしています。しかしながら、外を歩く人ですら怪しく感じてしまう昨今に20分から1時間ほど対面で各療法を提供することを考えると不安が尽きないことが考えられます。

制限がありますが、理学療法士が中心に安全管理情報を共有しているグループです。
理学療法安全管理情報交換グループ

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新型コロナウイルスによるリハビリテーション業界の影響①人材の流動

新型コロナウイルスによるリハビリテーション業界の動きですが、はじめに人材の流動です。つまり、離職です。

私の知り合いも離職している方がいます。
理由は

  • 感染のリスクがあるから
  • 子どもが休校になり仕事との両立が難しい

上記の理由が多いようです。
感染拡大が落ち着けば、離職の影響は落ち着くのではないかと考えられますが現時点ではしばらくは離職の波は続くのではないかと考えられます。
医療従事者の世間の風当たりもなぜか逆風に向いているという残念な傾向にあり、医療従事者を続ける意義や理由が失われるのではないかと考えています。

特にこの傾向はパート勤務の療法士たちに多いようで感染リスクと家庭を守ることを考えれば苦渋の決断というよりも当然の決断になってしまうのではないでしょうか。

Twitterでアンケートを取ってみましたが職場の対応も今後重要視されてくるのでは?と考えさせられる結果となりました。

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新型コロナウイルスによるリハビリテーション業界の影響②事業の縮小

新型コロナウイルスによるリハビリテーション業界の動きですが、事業の縮小が起こる可能性があります。

事業に関しては医療機関だけでなく飲食店などもそうですが、従来のビジネスモデルでは経営が厳しくなっていることが現状です。
上記、Twitterのアンケートから(データは少ないく正確性に乏しいかもしれませんが)今後の傾向を考えてみると収益は医療機関とはいえ下降すると考えられます。

この状況がしばらく続くと考えてもスタッフの給与をどのように支えていくか課題となるのは時間の問題です。

事業を拡大している場合はその事業がこれから必要不可欠かどうかの判断したのち縮小か継続か拡大かの選択に迫られます。

人材の流動があった場合は事業の維持、拡大は難しく縮小を迫られることは考えられます。
または、属人的なビジネスモデルから脱却して汎用性の高いビジネスモデルにすることでコストを減らし事業を継続する方法を作ることができるかもしれません。

理想は、汎用性の高いビジネスモデルにすることだと考えています。人に依存しやすいリハビリテーション業界をシステム優先の環境に作り替えることが今はベストです。

患者さん利用者さんの数が減る状況では尚更です。
人材が離職して対応できない場合もその影響を軽減してくるでしょう。

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新型コロナウイルスによるリハビリテーション業界の影響③要介護者の増加

これは特に高齢者において言えることですが、この自粛生活の中では圧倒的に運動量が減ります。自宅でできる運動をやっとしてもやはり出かけることの運動機会が損なわれることは身体活動においては大きなデメリットです。

既にリハビリテーション業界の皆さんはそれを危惧して動いているとは思いますが、自粛生活が終わったとき、今度は身体活動が低下した高齢者の対応が待っています。介護費用の圧迫は加速することが考えれるため国費の影響もかなり出てくるのではないでしょうか。

この先は、医療費と介護費をどのように適正化させるかが課題となることが考えられるため削られるところから削って行くことになることが考えられます。

その対象にはリハビリテーション業界も当然含まれてくると考えられます。これを機に大幅にコストカットが進む可能性も否定はできないはずです。今回の国家予算を考えるとこの流れは止める事は難しいことが考えられます。

新型コロナ国家予算の記事【図解・政治】新型コロナ追加経済対策による政府・与党の新たな現金給付案(2020年4月)jiji.comより

私たちができる事は出来る限り要介護者を減らすことと要介護者へのアプローチ環境を整えて医療費、介護費の圧迫を減圧することです。

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未来を予測して行動することに価値がある

リハビリテーション業界における環境はかなりリスクが高く、安全を確保できていません。それでもリハビリテーション業界で活躍している多くの療法士たちがいます。

私は臨床を離れて社会を元気にしたいと考えていますがそれでも理学療法士の端くれとして現状に対して出来ることを考えています。

今、そしてこれから待っている未来は療法士たちが頑張る必要があると考えています。今できることをやる。それだけでも大きな力になり新型コロナウイルスの被害が最小限になっていくと考えています。

それぞれが考えて行動することが正解かどうかはわかりませんが、行動する事は正解だと考えています。

みんなでこの静かな荒波を乗り越えましょう!