理学療法士の転職は転職専門のエージェントに頼んだ方がいいです。

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理学療法士が転職したいと考えた時、次に働く職場を選ぶ時は転職専門のエージェントに頼んだ方がいいです。

その理由をこれから説明していきますね。

これは私自身の転職と一緒に働いていた同僚たちの転職の経験から導き出された答えです。

それでははじめていきます。

ひと昔の理学療法士の転職話

理学療法士をはじめとする療法士たちの転職は現在も頻繁に起こっています。私は現在、株式会社に勤めていますが、ここに至るまでに転職は2回しました。当時は、4〜5年ほどの周期で転職することが当たり前と言われていました。理由としては、昔は理学療法士をはじめ療法士たちは売り手市場である程度のキャリアを築くことができれば次のやりたい環境へ転職、または、ヘッドハンティングされていました。

しかし、私が転職を計画していた当時は、ネット内で理学療法士の転職先を探すというのは限られた世界で掲載されていた求人も少なく、相場というものが今よりも明確ではありませんでした。


そして、自分にあった環境を探すことがとても難しい状況でした。当時は、鍼灸師になるために専門学校に進学予定で午後から働けれるクリニックを探していたのですが、現実はそう甘くなくクリニックでそう簡単に通学しながら生活できる額を稼ぐことは難しかったです。

結果としては、同じ職場に勤めていた先輩に相談し、先輩が勤めている法人に転職することができました。幸いにも条件が良く、快く迎え入れてくれたことは今でも感謝しています。そして、本当に幸運だったと思います。

理学療法士の転職をエージェントに任せた方がいい理由

当時からするとネット上の転職の情報は増えており、ひと昔の環境とはまるで違います。ただ、それだけに多くある求人から選び出すことが難しくもあります。

転職理由はそれぞれでしょうが、給与面や職場環境など次に勤める職場への希望や期待値は多くあると思います。しかしながら、ネット上に公開されている求人情報は給与面は明記されいないど雇用条件が不透明な情報もありなかなか手が出せない状況にもあります。

また、私たちは学会や専門誌などで名前を聞く医療機関にはそれなりのブランド力を感じ転職先として魅力を感じますが、そうでない医療機関には転職先として選択肢に入りにくいと感じます。ただ、名前が知れていないだけでとても素晴らしい職場環境、処遇を用意している医療機関があるにも関わらずです。

また、転職をエージェントに任せた方がいい最大の理由は交渉です。

あなたは、転職先の面接で「給与は最低でも500万円は欲しいです。」と交渉できますか?

私は転職した当時には絶対に言えませんでした。むしろ、提示された額に「ありがとうございます!」と言うだけでした。理学療法士は基本的に交渉するというのは苦手です。

給与面以外にも休みのことや学会参加の費用、研究参加の有無などこれから理学療法士としてのキャリアを築くために必要な交渉があります。どうでしょうか?自分の都合の良いように交渉するなんてオコガマシイと考えていませんか?

理学療法士はこれから買い手市場へと本格的に移行し知識、能力ともにキャリアがあなた自身を支える時代へと突入しています。

学会発表や論文掲載などそれぞれのキャリア形成を真剣に考えなればなりません。理学療法士の多くは自分のキャリアを築くことにあまり興味がない職人気質の人もいますが、今は知識と技術の伝達は加速しており、熟練の技が後進に早くに伝わっています。知識と技術だけではなく、様々な結果や経験が問われ先にそれらを伸ばした療法士がこれからどんどん出世し給与面も働き方、環境も自分の理想に近づいていくことになります。

エージェントにお願いする

話を戻しますが、理学療法士は転職時に交渉することは苦手です。そもそも交渉するという選択肢を持ち合わせてはいないと思います。しかし、これからの時代は自分の価値を高めていくことが大切なのです。

そこで転職サイトのエージェントに自分にあった条件で求人を探してもらい自分自身の紹介をエージェントに代理でしてもらいましょう。

もちろん、無理難題の注文が多い場合にはエージェントから正されますが、それでも自分で探し出し交渉するというのは働きながらでは難しい場合が多いと思います。

私の友人は転職サイトに登録してすぐにエージェントからマッチしそうな職場をいくつも紹介されていました。私が正直驚いたのは「エージェントが仕事を見つけるのが早い!」というところです。転職を考えている人の中には様々な理由で切羽詰った状況の方もおいでかと思います。そんな時は本当に助かるのではないかと思います。

転職の話ではないのですが、私はヘッドハンティングの連絡を頂いたことがあります。
当時は変な電話かと思ったのですが、話を伺ってみると当時の給与よりも250万円ほど高い企業へのヘッドハンティングの電話でした。

結果としては、もちろんお断りをしましたが、提示額が予想を超えていたので嬉しい反面実際にヘッドハンティングがあり、高額な非公開の求人があるのだなと知ることができました。

まずは転職サイトに登録してみる

話を戻しますね。

転職を考えているならば、まず、理学療法士専門の転職サイトに登録してみましょう。

オススメは、PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】

人は多くの中から選ぶよりも選び抜かれたものから選ぶ方が選びやすい傾向にあります。
しかも、プロフェッショナルが選んだものの中だとより良く、ニーズに合ったものと出会うことができるかもしれません。

先ほど話題に挙げた友人は条件の良い求人をエージェントがたくさん紹介してくれたと聞いています。
転職サイトは様々ありますが、選ぶ条件としては

  • 選ぶ基準としてはハイクラスの求人があること。
  • エージェントがサポートしてくれること。
  • 非公開の求人があること。

上記の条件が理想的と言えます。

転職サイトはいくつかありますが、私たち医療系の転職はやはり医療関係を専門としている転職サイトを利用しましょう。
また、検索によりヒットするサイトの求人内容は簡単な求人説明しかなく情報が薄い状態が多いです。
この点に関してはエージェントがサポートしてくれるという点で安心感があります。

そして、30代を過ぎて給与が上がらない方や研究や学会発表などを頑張っても出世の出番がない方にはハイクラスの求人がある転職サイトをお勧めします。

理学療法士の出世は本当に難しく、それに伴い給与も上がりにくい状況です。月1万円増えて、手取り30万円となれば御の字でとても良い職場となります。が、しかし、私たち理学療法士の給与はもっと高いはずです。

その環境を用意してリハビリテーション室のリーダーとしてあなたを迎えたい病院は意外と多く、あなたを待っています。