注目される理学療法士フリーランスの働き方。理想の働き方とリスクも考えてみる。

キャリアアップ
理学療法士のフリーランスとしての活動が広がっています

理学療法士がフリーランスとして活躍する環境が広がりつつあります。

現在、人気が上がっているフリーランス。
プロフェッショナルな人材が1つの企業に留まることなく自由に企業間を行き来して活躍しています。

この流れは、理学療法士にも広がりつつあり、多様な働き方をしたい理学療法士にとっては目指したい働き方の1つになっています。現在、理学療法士フリーランスとしての働き方をピックアップしてみました。

理学療法士フリーランスの活躍はこれから増える。
複数の企業と契約しアドバイザーなどの活躍する場がある。
医療機関外の活躍の場がこれからますます増えると考えられる。

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ヘルスケアビジネスの発展で理学療法士の活躍の場が増

現在、理学療法士の活躍の場はヘルスケアビジネスを展開するスタートアップが主な活躍の場となりつつあります。
共同開発などコンテンツの機能面をサポートする機会も多いようです。

身体的機能の回復に携わる私たちの知識や考え方、アプローチ方法はテクノロジーとの相性も良くこれからその距離は近くなっていくことが考えられます。
最近、私が観たテクノロジーは仮想空間で失われた身体機能を感じることができるテクノロジーでした。エンジニアにとっては当然の技術でも私たちにとっては実現したい世界がありました。

視点を変えると私たちと同じ方向をエンジニアが向いているということです。
私たちは自分たちでリハビリテーションの世界を作り上げていると考えているとテクノロジーの力がどんどん世界を広げていることに気が付かないかもしれません。

テクノロジーが私たちを超える日も近いですが、それをポジティブに捉えるかどうかは重要なことのように思います。

ヘルスケアビジネスで働く時にはビジネススキルを勉強しておこう

現在、私はコンディショニングを中心としたヘルスケアビジネスの中で働いています。

医療機関を離れて働き始めた当初、ビジネスとしての難しさを痛感したことを今でも覚えています。

医療機関を離れてヘルスケアビジネスに参画する場合、少なからず、そのコンテンツを使用する顧客理解ができるようにならなければなりません。
ただ、知識や技術だけを提供しても顧客が喜んで使うことにならなければ、そのコンテンツはボツになってしまいます。

ビジネスではヒット率はそう高くはないですが、その責任は誰かが背負うことになります。そのため、ただ、知識や技術を提供するだけでなくコンテンツを作ることに少なからず参加はした方が良いでしょう。

顧客理解はビジネススキルの1つですので出来る限りビジネススキルは学んでおく事をオススメします。

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企業のアドバイザーとして活動するフリーランス

企業のアドバイザーとして活動するフリーランスは基本的に知識、技術力は高い状態にあります。加えて、ビジネススキルや考え方もしっかりと持ち合わせていてビジネスマンとしても活躍することができます。

職人気質な理学療法士がビジネスライクな考え方を持つと違和感を覚えるかもしれませんが、そもそもフリーランスとして働く場合はビジネススキルやビジネスの考え方を持たなければどうにもなりません。

早々に資金は尽きて苦しい生活へと突入していくことになります。

企業と仕事をするときに気をつけたいこと

企業と仕事をする機会に恵まれたら契約書を必ず取り交わしましょう。

フリーランスのスタンスとしては契約書を取り交わさない話には乗らないようにしましょう。このスタンスが崩れてしまうと本当に悔しい思いを繰り返すだけです。

フリーランスになるいうことは、今のこの時間も貴重な収入源を得る機会を損なっていることになります。

「一度、会いましょう!」「お話を聞かせてください」などと具体的な内容も決まらない会合は避けることをオススメします。
「素晴らしい話が聞けて良かったです。また、機会があれば是非!」っと終わり、あなたに何も残りません。

もし、話がしたいと連絡があった時には具体的な内容とそれに対してどのような契約をするのかをメールなどで確認しましょう。もし、具体的な予算は決まっていないとなれば、決まってから話を受けるようにしましょう。

企業内で予算を決めるのはいくつも壁があり、予算が決まる時期というのがあります。話がある時点では以下の3つの状態であると考えられます。
①予算が余っているので使いたい。
②あなたにお願いしたい。(予算はある)
③予算はないけど安くまたは無料でできないか?

③は論外ですが、多いです。本当にやめて欲しいですね。
①はコンペになり、不毛な戦いを強いられるリスクが高いです。ただ、勉強にはなるかと思うので余裕があれば挑戦してみるといいかと思います。業種は違いますがコンペに挑んだ友人は勝ち取った後は廃人にはなっていました。

目指すは②です。
あなたにお願いしたいという依頼になれば仕事がしやすく、安心て働くことができます。

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ヘルスケアビジネスの展望

ヘルスケアビジネスはこれからますます増えていきます。皆さんもご存知の通り、人生100歳まで生きることができ、公的保険システムの破綻や老後2000万円必要だよ問題。

みんな生きている限り、健康で死ぬ瀬戸際まで仕事をしていることが求められています。
この先どうなるのだろうと心配になりますが、ヘルスケアビジネスの展望はこれらの問題と比例して発展していくと考えられています。

ヘルスケアとテクノロジー分野のヘルステック系スタートアップはこれからも増え続けて生活に浸透していくことになります。

また、医療、介護とフィットネスの間に位置するコンディショニング系ジムも増えていきコンディショニング分野は二次予防との相性の良さからも今後は増えていくことが予想されてます。

理学療法士、トレーナーにおいてはこのコンディショニング系ジムで活躍しやすく今後も増えていくと考えられています。

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理学療法士フリーランスのリスクを考えてみる

私の性格上、リスク管理を大切にします。ガンガンやりたい事をしていきますが、何も考えていない訳ではありません。

挑戦するならばリスクを最小限にする努力を同時に行うのです。挑戦が成功する打率は極めて低いものです。そのため、何度も挑戦するために打席立てるようにリスク管理をするのです。一か八かの選択よりも、ギリギリ生き残り成功する細い線を選ぶのです。

そこで理学療法士がフリーランスになって働く時のリスクを考えてみたいと思います。

フリーランスの最大のリスク

リスク①仕事がない

フリーランスの最大のリスクは、仕事がないことです。
仕事が無いのはただのフリーターです。

フリーランスは常に仕事を受注し続けなければなりません。
仕事が止まった時、それは死を意味します。特に駆け出しのフリーランスは仕事を受注する方法を確立しなくてはなりません。

仕事を受けるというのは情報発信をして、営業をして、交渉をして、受注していくものです。先ほど挙げた、アドバイザー契約の話は実力が伴い指名されるレベルになった時です。

無名な状態では仕事が発生するなんてことは一切ありません。

もし、フリーランスで活動したい時は仕事を受ける窓口をどのように作っていくかを考えていきましょう。

リスク②病気で働けなくなる

フリーランスとしてのビジネスモデルが属人的なものであれば、働けなくなることで収入がストップしてしまい、資金がショートしてしまうことは容易に想像できるでしょう。
働けなくなる可能性はいくつかありますが、最もコントロールし難くなるのは病気で働けなくなる状態に陥ることです。

残念ながら、健康管理をしていても病気になることはあります。
この時にフリーランスとして活動しているビジネスモデルがどのようなモノかによりリスクを減らすことができます。駆け出しの頃はどうしても専門的な仕事になり「あなたにお願いしたい」という内容のものになります。

専門性が高い仕事はライバルと比較されて難く仕事の成約率が固まりますが、仕事が止まれば収入も直結して止まります。

そのために、サブクリプションモデルなど導入したり、属人的な仕事を汎用性の高い仕事へと転化させていくことが必要となります。
いつまでも職人として活動したいフリーランスもいると思いますが、やはりずっと走り続けていくことはしんどい時があります。

ライフワークバランスはあくまでもライフの中にワークがあります。

リスク③孤独感に耐えることができるか?

個人事業主となるフリーランスはいわゆる孤独な状態となります。
仕事の行き先もリスクも全て背負い、その苦労や不安を共有する人は周りにそう多くはありません。

フリーランスの集いがあれば少しは緩和されますが本当に不安であるとか悩みの部分はそう分かち合うことはできないものです。

企業であればある程度仲間や上司、部下がいて衝突しながらもそのネガティブな感情は共有することができたかもしれません。

この他にもリスクはいくつかあると思いますが、フリーランスの主なリスクはこれらが中心になるのではないでしょうか?

また、フリーランスでの活動人数が増えれば希少価値は薄れていきコモディティ化が急速に進んでいきます。仕事への単価もそれに伴い低くなっていくことが考えられ新たなリスクともなりえます。

属人的な仕事のリスクは先ほども述べましたが、仕事の質や価値を高めながら自身がコモディティ化の波に巻き込まれないようにしていかなくてはいけません。

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理学療法士のキャリア再考

理学療法士のキャリアは医療機関外に広がるのは必然なことです。

理学療法士と名乗りながら活動することは限界がありますが、その知識と技術はいくらでも応用することが可能でキャリアを築いていくことができます。

決められたレールから外れて道無き道を作るり出すことはリスクもあり間違った方向へ進むときもありますが、そこはやはりビジネスに関する知識を身につけていかなければなりません。

慎重に且つ大胆に進んでいきましょう。