理学療法士がフリーランスとして食べていけるのか?について今回は答えて行きたいと思います。
過去の記事はこちらから理学療法士のフリーランスのリスク

では、答えで
理学療法士のフリーランスは食べていけます。
食べていけるというのは私個人の考えですが、基本的には可能です。全然、食べていけます。
ただし、理学療法士フリーランスとして何をやるかにやるところが大きいです。
ブログやYouTubeだけでは今すぐにはお金にならないのであと一年後や二年後にフリーランスやるぞ!という方は向いています。
もう、ライバル多いから無理やろ?だと考える人もいると思いますが、コンテンツはむだまだ足りません。
そのためまだまだ需要はあります。
ニッチリーダー戦略と言ってニッチ(狭い、小さい)市場のリーダーになる戦略を取ると新規参入者は成功しやすくなります。
そのため、飽和状態と言われているブログやYouTubeもどの市場を狙うのか?というマーケティング視点で考えると上手く行きます。
何も考えずに「YouTubeでトレーニング教えていたら良い!」と突き進むとそこは多くのトレーナーや理学療法士で埋め尽くされています。いや、芸能人も既にその市場に参入している。
理学療法士がフリーランスとして働く上で大切なのはキャリアの掛け算です。
現在のキャリアで理学療法士に掛けることができる経験や知識は持っていますか?
…。
いや、あるはずです。何もないとは言わせません。
これまで、理学療法士として給料をもらって来たなら経験や知識はあります。あとはその知識と経験を自分の資産として召喚するのです。
どんなに大したことがないと思う経験でもその経験を必要としている人はいます。
自分の面白いや楽しさをコンテンツにすると長持ちしません。
自分を中心としたコンテンツはすぐに消費されコンテンツは底をついてしまいます。
注目が集まる前に終わってしまうのです。
コンテンツにするのはあなたの面白いや楽しさではなく、これまで経験して来たことやそこで学んだ知識をコンテンツにするのです。
あなたが経験し学んだことは他の誰も経験したことがないことで、その経験や学びを知りたい人は沢山います。
人は他者から学びたいものです。
理学療法士がフリーランスとして食べていける項目は教育です。
つまり、教えることです。
理学療法士のフリーランスと聞くとイメージしやすいのは整体だと思いますが、それは一先ず置いておいてください。
整体に関しては500〜1000万円の売上なら問題なく稼ぐことはできます。
ただ、これは余りにも競合が多く、腕一本となると将来を考えるとキツくなっていくからです。
さて、話を戻して。
教えるという仕事はヘルスケア業界では需要があります。
特に理学療法士の知識と経験はヘルスケアビジネスに活かすことができます。
ヘルスケアビジネスの成功のポイントは、組織の中に医療従事者がいるかどうかです。
以前は、医師がそのポジションにいましたが今では理学療法士がそのポジションに入るようになっています。
理学療法士の特性はヘルスケアビジネスと相性が良いと私は考えています。
フリーランスとして理学療法士の働き方はまだまだ発展途中です。
そのためまだまだ活躍の場は広がっていくと考えられます。
まずは自分の強みを明確にしてそれをどの市場にもっていくのかマーケティング視点で社会の構造を観察しましょう。

