自費リハビリテーションがこれからますます広がっていきます。
脳梗塞のリハビリテーションが現在拡大中で脳梗塞の後遺症で悩んでいた方にとっては良い方向へと進んでいます。
そして、拡大とともに自費リハビリテーションの課題が浮き彫りとなり議論が広がっています。
今回は、理学療法士の起業のカタチという視点で自費リハビリテーションについて書きたいと思います。
同時に理学療法士の起業と新しい働き方も増えていきそうです。実際、現時点でも多様な働き方をしている理学療法士を知っていて、働きの一環として今も地域社会を作り続けています。
理学療法士の活動は幅を広げていて医療機関だけではなく、企業や行政に入り活躍するなど幅広く活躍している人が多数います。
これまで理学療法士の起業は、介護事業を中心とした事業が多く理学療法士の起業を牽引してきました。
そして、これからはリコンディショニング分野での起業が増えていくと考えています。
理学療法士が起業で今のところ上手く行くであろうビジネスモデルは(リ)コンディショニングを中心としたもの。エクササイズ〜トレーニング分野をカバーしてビジネスモデルを設計すると上手く行く。
徒手だけに拘るとビジネスの成長が頭打ちになるのでその点は注意が必要。— まえさん@PT×Tr×鍼灸師×マーケティング (@physio_s) March 15, 2019
自費リハビリテーションはこれから生み出されていく市場
リコンディショニング分野はこれからますますニーズが高まり、様々なサービスが生みだされていくことが考えらます。
医療と介護、フィットネスの間に存在するリコンディショニング分野は潜在的な市場としてこれからますます注目されていきます。
公的保険の課題や医療、介護現場の課題など目を向ければビジネスとして成立する環境は沢山あります。
ただ、リコンディショニング分野は医療と介護、フィットネスの双方の事情を理解しておく必要があります。
ただ、健康に良いからと事業を展開してもなかなかうまくいくことがなく事業に失敗してしまいます。ビジネスは基本的なスタンスとして誰かの課題を解決しなければなりません。三方よしっと言ったのは近江商人。このスタンスは重要です。
一方向ばかり観ることなく、三方観ることがでいる目と頭が必要になってくるのです。
医療や介護の課題が大きくなればなるほど、ヘルスケアビジネスの重要性は増していきます。そこで成功するには医療従事者を参加させることが成功の秘訣であることは疑う余地がありません。
そして、自費リハビリテーションはこれからどんどん生み出されていく市場であることに間違いありません。
〇〇×自費リハビリテーションと考えただけで可能性は十分にあります。課題はそこにビジネススキルが身についているかです。
自費リハビリテーションの市場成長はこれから公的保険の適正化をフォローしてくれます。
また、公的保険に依存した介護施設の事業改善の糸口にもなり、今後様々なビジネスモデルが誕生していくことでしょう。
私個人としては、介護施設での自費サービスの導入は賛成派でどんどん新しいビジネスモデルを作って欲しいと考えています。
理学療法士の起業に関する課題
起業にはファイナンスやマーケティング、ブランディングなど臨床とは違うことを学び実践していく必要があるます。
私も起業を経験した理学療法士として伝えることができますが、基本的に起業した当時はそんなことを考えることも学ぶこともありませんでした。結果として辛く苦い経験をたくさんしてきました。今、思い出しただけでも泣けてきます。
話を戻すと、理学療法士が起業する場合は起業に関する勉強と事業が走り出してからの勉強をする必要があります。実際は、座学よりも実践することが大切なのですが、起業の最も避けなければならない倒産をどのように回避するのかを最低限学んでおいた方がいいです。
どうしても療法士は知識と技術に自信があります。そもそも自信が無ければ起業なんてしないと思います。
その自信が過信と変わり、そのまま起業して現実を知ることとなり私のように痛い目を見ます。
起業はネガティブなものではありません。
現状では実現できない夢を実現できるチャンスが起業なのです。
どうしても実現したい夢があるなら起業はオススメです。
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