指導に悩んでいるトレーナーは、言葉を磨こう

スポーツ現場

この記事は、トレーナーを目指している学生やトレーナーとして活動し始めた方に向けて書いています。

今回のテーマはトレーニング指導に悩んでいるトレーナーは言葉を磨こうです。

15年ほどトレーナーを続けてきた経験から、トレーナーの発する言葉について大切なこと気をつけて欲しいことを書いています。

言葉を変えることで指導力はグッと良くなりますよ。

皆さんのトレーナー活動の参考になれば幸いです。

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トレーナーは言葉を大切にしよう

特に高校生を担当しているトレーナーは言葉に気をつけて欲しいのですが、大会に行くと高圧的な言葉と態度で選手たちに指示を出しているトレーナーを見かけます。

私はその言葉使いがとても気になります。

体育会系はどうしても言葉が荒々しくなってしまいます。それは、昔から続いてきたことで今の時代には全く合わないのですが、それでも修正するには時間が必要です。私もそういう世界で生きてきたし、それが当たり前だと感じていたから尚更です。

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オラオラ言葉とオラオラ指導は違うかな

それでも、トレーナーがオラオラ系になるのは少し違うかなっと考えています。

キツいトレーニングを指導する時、ダラダラとしているとそれは怒ります。怪我をするし、それこそ無駄な時間になるからです。

全国強豪校と言われるようになったからと言ってもまだまだ10代の心身は不安定で成長途中です。少しでもトレーニングで気を抜けば一気にライバルチームには追い抜かれ届かないレベルの差が生まれます。

また、怪我につながることも考えられるために気を抜くことを許しません。

それでも、怒るときは何が悪いのか、どうして欲しいのかを伝えます。

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怒りパワーのまま言葉にしない

それは相手が理解できる言葉で伝えます。怒りのパワーをそのままに言葉に変えることはありません。

「おい、お前!何、気を抜いてトレーニングしてやがるんだ!」などと言ったことは一度もありません。

いや、正直な所、言いたい気持ちわかります。本当に。

しかし、怒りそのままに言葉に変えてぶつけても何も変わりません。本当に変わらないのです。

特にトレーニングは自分と向き合う時間です。選手たちは自分と向き合う時間で自分の限界を知り壁を乗り越えていかなくてはいけません。

そのため、言葉には自主性を発揮させるように言葉を使います。

これは常日頃から言葉を磨くことを意識しているからできます。

言葉の荒々しさは意識することで少しずつ変わっていきます。

日ごろから選手たちとのコミニケーションを緩くするべきだと言うわけではなく選手と話すときに高圧的な物言いや態度は選手たちの心を高める事はないです。

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トレーナーの仕事と言葉

トレーナーは試合直前まで選手たちの心と身体の状態を最も良い状態に引き上げていくことを考えなければいけません。

これから試合に挑む時、できる限りストレスを減らし、心を静かに高ぶらせて、身体を最高の状態に引き上げる。それが試合におけるトレーナーの仕事の一部です。

その仕事の中で高圧的な態度や言動は、選手たちは萎縮するだけで本来のパフォーマンスを発揮することはできないと考えます。

試合では、極度のストレスの中で選手たちは戦います。そのため、トレーナーはストレスを適切な状態まで緩和する必要があります。

そう考えると選手たちのパフォーマンスを引き出すことを第一に考えるトレーナーが、自分の仕事をうまく円滑に回したいがために選手たちに高圧的な態度をとり選手たちが動くように指揮をとるのはやはり違うと考えます。

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トレーナーが身につけて欲しいマネージメント力とリーダーシップ

このようなトレーナーは、マネージメント力やリーダーシップがないことを露呈しているだけです。

少々厳しい事を伝えますが、トレーナーはチームにおいて孤独です。

指揮官、選手、保護者との距離は一定の距離を保つ必要があります。どちらかによってはバランスが崩れ本来の働きが出来なくなるからです。

指揮官には自分の意見を言い、権限を守る。

選手たちには高くなりすぎると指導力や影響力が低下するので近寄り過ぎない。

保護者は様々な声や圧力が働くために変に距離を縮めてはいけない。

考え過ぎたと思うかもしれませんが、これが出来なければ責任を持ってチームをサポートする事は出来ません。

情報の保守の観点からもトレーナーは必要以上にチームの情報を関係者でも漏らしてはいけないのです。

話を戻します。

トレーナーはそういう微妙なバランスを保ちながら選手たちとのコミュニケーションを取る必要があります。

ここで伝えておきたい事は言葉の中に尊敬の念を込める事です。

年齢が20歳も離れている選手たち出会っても尊敬の念を込めた言葉を発し届けるのです。

トレーナーになりたい学生や駆け出しのトレーナーは選手との年齢も近いのでなかなかピンとこないかもしれませんが、そこは絶対に外せない重要な部分です。

はじめは意識できなくても少しづつ尊敬の意識を持つようにしてください。

言葉は魔法です。

自分の言葉を大切にして長いトレーナー生活を送って欲しいと思います。