経営者をしなければいけないよ。
起業準備の時にある経営者から言われました。
当時は自分が働くことによって稼いでいこうと考えていました。だけど、従業員が増えていくにつれて自分が働くと言う環境に身を置くと形が難しくなることに気が付ある時期から自分は現場を離れることにしました。
私としては現場が好きでずっとそのために勉強やスキルアップをしてきましたがやはり会社をうまく軌道に乗せていくためには従業員が働ける環境を作ることが大切だと考えました。
しかし実際に環境を作ることに専念してみるとこれは意外と難しく今まで自分が違ってきた技術や知識をベースにした仕組みでは迎え入れた従業員はうまく働くことができません。
私個人が発生させた仕事は私のブランドやマーケティングによりできた仕事でそれを持ち合わせていない従業員にはやはり難しいものがありました。
自分がやりたいことをやるために起業したのにも関わらずそれができなくなるジレンマと言うのはものすごいものがあり日々葛藤したよ記憶があります。
しかし会社は日々成長する必要性がありそのためには事業の成長が必要不可欠になってきます。
環境を作るためには
事業成長させるためには従業員が働きやすい環境になることが求められます。そういった環境作るためには注目しなければならない要素がいくつかあります。
まず1つ目は従業員の実力や知識を把握することが大切です。会社としては育成プログラムがあり均等に従業員を育てる環境にあると思いますが、中小企業では従業員のそれぞれの個性を把握しやすいため実力以外にもこの個性を把握する必要があります。
経営者的には従業員の均等的なレベルが上がる方が好ましく誰でもできることが良いのですがこれからの時代は従業員の個性が重要になってきます。
話を戻しまして、
従業員の働きやすい環境を従業員の個性と実力を見極めた上で設計していきます。ものづくりであってもサービス業であってもある程度のマニュアル化が必要です。
ただ、マニュアルに加えて必要なのは、作業の改善や効率アップなどを従業員の視点や考え方を取り入れてていくことが良い環境づくりになっていきます。
儲けは経営者中心の考えた方
仕組みを作るとどれだけの儲けが発生するかを考える必要があります。ただ、この儲けと言うのはあくまでも経営者的な視点で考え方です。従業員は基本的に儲けよりも仕事のやりがいや達成感を優先する傾向にあります。
いやいや、給料が少ないと言われるじゃないかと言う意見もあると思いますが、それは働く環境に不満が出た場合に起こる不満です。
従業員がこの会社のことを好きだと言う場合、会社は働きやすいとてもやりがいを感じるなどと言う意見が圧倒的に多いのです。従業員は少なからず職人の気質を持っています。職人とは自分の仕事をしっかりとやり遂げることを好みます。または自分がやりたい仕事を続けられる環境を探します。
この視点は傾斜になると忘れがちですが職人の気質や考え方気持ちを理解する事はこれから会社を経営していく上ではとても大切なことになります。
職人たちが気持ちよく働いてもらうためには私たちはその環境を整える必要があります。
儲けを追うな
環境を作るのは経営者の責任です。
従業員たちが働きやすい環境作り会社を運営してことが経営者のセンスの見せ所。ただし儲けを追って焦ることは避けたいところです。
環境作り従業員の働きやすい会社にしていけばすぐに儲かると言うことも少なくなかなか結果が出ないような感じがしますがそれでも焦ることなく着実に事業を進めていくことを宣伝してください。
誰もが憧れるようなすぐに儲けが出ると言う事はなかなか難しいことです。奇跡的に爆発的な速度で売り上げが上がったとしてもそれはブームですぐに消えてしまう可能性があります。結果が出るには必ず理由があります。それは儲かる仕組みを作ったかどうかにあります。経営者自身がその仕組みをしっかりと作り磨きあげたときに結果が出てきます。
まずは焦らずにしっかりと仕組みを作っていきましょう。