いいですね!今度、一緒にやりましょう!
そう言って実際に何かがスタートしたことがあるだろうか?いや、無いに等しい。
ビジネスマッチングいわゆる異業種交流会である一コマですが、相手に悪意があろうが無かろうがこの手の一言はよく出てくる。
私も起業した当初はこの手の言葉によく出会い。素晴らしい人と出会ったもんだとウキウキしながら帰ったものでした。
しかし、何も起こらなかった。つまり、スカしだ。(肩透かしの方ね)
例え異業種交流会でなくても営業で来た人にまでもこの手のスカしをかましてくる。
本当、いかがなものかと思う。

動かなければ始まらない
その時の盛り上がりで何かしたいですね!と言われたら
セミナーやイベントで気の合う仲間ができてその後飲んでいると盛り上がりの中で「今後、御社と一緒に何かしたいですね」っという言葉が飛び出してくることがある。
起業した時期やこれからの成長戦略を考えている最中であれば「オォー!」という言葉も漏れてきそうな状況だが、はっきり言うとこれはチャンスでもなんでもない。
酒の席はあくまでも酒の席でありこの先に何かを生み出すことはほぼない。
それでは、何かしたいですね!と言われたどうするか?
ここは微笑んで「そうですね!是非とも宜しくお願い致します」と伝えておきましょう。
チャンスは逃すな自分から行け?
いや、いや、いや、いや!
これは逃すな!言ってくれたなら逃すことなく積極的な姿勢でアプローチを続ければ道は開けるぞ!と昔の自分はそう言っていますが、実際にこの場合もうまく道が広がったことも扉が開いたこともましてや道が続いていたこともありませんでした。
ただ、経験を積めれたことは良かったと思います。
この手の話の問題は誰が責任を持って進めるかによります。話を出した人が責任を持てるのでしょうか?それとも持ちかけられた自分?
この場合、責任=リスクともなります。ノリと勢いでポッと出た話のリスクを会社で背負うことはできますでしょうか?
そんなことはまず不可能に近いと思います。もちろん、それで進む話はありますが、やはりそれは稀ということです。
話が進むためには社内へ通して行けるかどうかの確認も必要ですし、それ自体が会社の事業と相性が良いかが肝心です。
また、事業がスタートしたとしてもここからコストを誰が受け持ち儲けはどのように分けるのかなど事業の比重を決めていかなくてはいけません。
ただでさえ社内で事業を展開することだけでも大変なのに他社と進めていくとなると更に大変です。
持ちかけられるよりもお願いされるようになれ
ビジネスシーンはいろんな方と出会います。一見、良さそうな感じの人でも中身はそうでなく自分だけの儲けを考えている人もいますし、外見は強面でも熱心にビジネスを進めていく人もいます。
その中でもし企業同士が連携して事業を進めることができるとしたら、それは持ちかけられるよりもお願いされた時に進めることができます。
「こういうのどうです?やりません?」よりも「是非、御社と一緒にやらせてください!」の方が熱量もスピードも責任も違います。
肝心なのはお願いされるくらい飛び抜けなければならないということ。
是非、あなたと仕事がしたい!と感じるくらいに飛び抜け輝いてください。
きっと、何かが始まりますよ!
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